2007年11月5日

炉開き

日に日に風が冷たくなり、初冬の気配が濃くなってきました。
11月3日は文化の日。明治天皇の誕生日でもあります。
晴れの特異日でもあるそうです。今年も晴天でしたが。

私が習っているお茶の催しものがありました。
炉開きです!

茶室では春から半年間使った風炉をしまい、炉を開きます。
茶の湯の「炉」とは、茶室の畳を切って床下に備え付けた茶用の小さな囲炉裏のことで、
使うのは11月から4月までと決まっています。
炉開きはいわば、冬を迎えるセレモニー。大きな季節の区切りとなります。
また、炉を開くのに合わせて、今年5月に摘まれた新茶を使い始める時期でもあります。
半年間壷に詰めていた間に豊かな味わいを増した新茶を、初めて壷の口を切って使い始めますので、「口切り」と呼んでいます。

今回は炭手前の大役をさせていただきました。
食事・お濃茶・お薄の一連の間、約4時間なんとか持ちました。
火加減の難しいこと。早く燃え尽きても、ずっと弱火というのも、、、
備長炭を付かず離れず、微妙な配置に置くのが何回やっても
これも一期一会ですかね。

食事はすべて先生の手作り、デジカメを忘れたので紹介できないのが残念!
盛り付けをお手伝いしました。
そばを素揚げしたものを2本束ねて端を海苔で巻いて松葉を表現。
不器用なので3本もそばを折ってしまいました。

次回は頑張るぞー!

 
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