トラステックでは、SRF補強と言ってポリエステル繊維を密に織り込んだベルト材を独立柱に巻付けたり、壁面に貼り付けたりする補強工事を行っています。
ベルト材のポリエステル繊維は、ヨットの帆、シートベルトなど耐久性と強度を求められる用途に既に40年以上に渡って使われています。 鉄や炭素繊維などより、破断伸びが大きく、弾性的な力を発揮する優れた材料です。
ベルトの厚さは、2.5mm・3mm・4mm・5mmの種類が有り、幅は65mm・100mmなどが有ります。
作業スペースは、施工する柱の周囲1m〜1.5m程が必要になりますが、その他は材料置場が必要な程度で居ながらでも倒壊防止が可能な工法です。
注意;現場の状況等により作業スペース等は変わります。
ベルトの巻付けには、ウレタン系の接着剤を柱等に塗布してベルトを巻きつけますが、無臭です。(F☆☆☆☆)
事務所ビルなどでは、原状復旧工事の期間に合わせて行っている建物も有ります。